Face or Body
第5章 オヤジ(年齢未詳)
私は考える…
世の中に真の正義なんてあるのか?…と
私は考える…
正義なんてものは
所詮、醜い人間の立ち位置で変化する。
まるで
不思議絵の世界のように
表世界と闇世界が
この世には存在し
表世界から見たら
闇世界は正義に反する存在だろうし
闇世界から見たら
表世界は綺麗事に飾られた
空洞化された正義が
まかり通る存在だろう…。
私は
いつごろからか
『オヤジ』と呼ばれる存在になっていた。
オヤジ…
そう…
私は表世界の迷える息子たちに
手をさしのべる神であり
闇世界の迷える息子たちにも
手をさしのべる神なのだ…。
私は
完全なる正義をみとめない。
同時に
完全なる悪もみとめない。
私が醜い人間共が作り出した清濁…
正義と悪のバランスを
コントロールできる
唯一無二の存在なのだ。
世の中に真の正義なんてあるのか?…と
私は考える…
正義なんてものは
所詮、醜い人間の立ち位置で変化する。
まるで
不思議絵の世界のように
表世界と闇世界が
この世には存在し
表世界から見たら
闇世界は正義に反する存在だろうし
闇世界から見たら
表世界は綺麗事に飾られた
空洞化された正義が
まかり通る存在だろう…。
私は
いつごろからか
『オヤジ』と呼ばれる存在になっていた。
オヤジ…
そう…
私は表世界の迷える息子たちに
手をさしのべる神であり
闇世界の迷える息子たちにも
手をさしのべる神なのだ…。
私は
完全なる正義をみとめない。
同時に
完全なる悪もみとめない。
私が醜い人間共が作り出した清濁…
正義と悪のバランスを
コントロールできる
唯一無二の存在なのだ。