
泣かぬ鼠が身を焦がす
第23章 毒がある
拓真さんの答えに、俺は満足気に笑った
「じゃあ、ちょっとすっきりしてから仕事行こ」
「すっきり……?」
俺の発言に怪訝な顔をした拓真さんは、朝から険しい顔しっ放しな気がする
けど、すぐその顔変えてあげるからね
俺は興奮で唇を舐めながら、自分のズボンと下着を纏めて太腿ぐらいまで下ろした
寝っ転がったまんまだと脱ぎ辛いし、拓真さんのも脱がせ辛いな
……っと
突然ズボンも下着も脱いで脱がされて、拓真さんは止める間もなくとにかく驚いている
「純? 何を……」
「これを、こうするんだよ」
「!?」
漸く我に返って俺を止めようとした拓真さんを置き去りにして、俺は2本のちんこを合わせた
「……っ、なんだ、」
「ん、ぁ……っ」
そして裏筋同士を擦り合わせる
拓真さんのもちょっと朝勃ちしてたみたいで既に硬くて、俺のはとっくに硬い
だから敏感なところ強く擦れてめちゃめちゃ気持ちいい
「ふ、ふぁ……ぁ、あん……」
「じゅん、手……止め、ろ、っ」
2本合わせて上下に激しく擦ると、目の前にある拓真さんの唇から声が漏れる
俺は拓真さんの言ってることなんて無視してその唇に吸いついた
