テキストサイズ

偽りの向こう側

第1章 きっかけ

その写真に更に手を加え黒い髪に茶髪を施した。

写っているのは茶髪と鼻と口。

私だとは絶対に分かるまい。

写真をアップして登録終了。

タイムラインには今の率直の想いを記した。

〈やりきれない〉

こんなネガティブなコメントに果たして
返信はあるのか。

期待半分諦め半分。

とりあえず掃除でもして気を紛らそう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ