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偽りの向こう側

第9章 嵐(ライン三日目)

『嵐くんおはよう!』
「おはー(´・ω・`)」

昨夜、酔った勢いとはいえミナミに
とんでもないことを言ってしまった。

部屋にはビールの空き缶が6つほど転がっている。

ミナミには愛想つかされこのまま終わると
思っていただけに
この朝一のラインに安堵した。

ただ思い切り二日酔いだ。

『外回りしてた?』

時計の針は10時を回っている。

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