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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第3章 枕営業禁止令

それは大丈夫。

顧客らだって馬鹿じゃない。

さすがに話すまい。

横島が私のデスクにある電話の受話器を上げると
パソコンの画面上に表示されている
顧客に電話をした。

どうせ私の上司とか監査室の人間だとか言って
顧客を脅し吐かせるつもりだろう。

大丈夫。

証拠はない。

あるとすれば私だけが解読出来る隠語だけ。

心配無用だ。


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