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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第33章 水谷文乃の事情④

激しかったセックスとは対照的に
今こうして私の身体を洗う
涼介の表情や手付きは
この上なく優しかった。

浴室には太陽の光が射し込み
時間の経過に驚いた。

涼介と私は六時間以上
お互いの身体を求め愛し合っていた。

「いつもはこんなに長くないからな」
「えぇ?そうなの?」
「文乃との最初のセックスを帳消ししたかった。
俺の勝手に付き合わせてごめんな」

勝手なんだか単なるスケベなだけか
よく分からないけど
涼介と私のセックスは上書きされた。

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