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愛したカノジョは指名手配

第2章 初めてのデートの誘い

麗奈さんを羨ましいなんて思ったことは
一度も無い。
見習おうとも思わない。

同じ職場であっても住む世界が違う。

「で?鈴木さんは佐伯って人と進展無かったの?」

また決め付けたような言い回し。

「特に何も……」
「えぇッ?自宅まで送らせといて?信じられない」

送らせといてって……
頼んだわけじゃないし。

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