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愛したカノジョは指名手配

第2章 初めてのデートの誘い

「鈴木さんね、佐伯さんにお礼がしたかった
んですって。送り狼にならないでいてくれて
ありがとうって」
「ちょッ……麗奈さん!」

佐伯さんの顔が赤くなり私の身体もより
一層硬直した。

「鈴木さんの自宅と俺のマンションが近かった
ので勝手ながら送らせてもらいました」

そう……たったそれだけのこと。

送り狼なんて有り得ない。

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