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愛したカノジョは指名手配

第19章 桜庭彩佳③

「今は何も考えず、ゆっくり休めばいいよ」
「ぅん……でも……」

タウン誌に掲載されていた淳平と
偽者の私の写真が頭から離れない。

「アヤカ……好きだよ……」

翔が私に唇を重ねる。

「え……だって翔には好きな人が……んッ……」

再び口元を塞がれた。

「アヤカを好きになったんだ。ダメか?」
「ダメじゃ……ないけど……」

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