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愛したカノジョは指名手配

第20章 初めての戸惑い

「いらっしゃいませ」

店内を掃除する手を一旦止め
入口のドアに向かい振り返った。

「ぁ……」

声になら無い私の声。

「彩……」

翔太さんの姿。

『ガシャーンッ!!!』

驚きのあまり腰を抜かしてしまい
咄嗟に掴みかけたハサミやドライヤーが
乗せられた台を倒してしまった。

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