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愛したカノジョは指名手配

第24章 初めて私が死亡とされた日

「淳平!起きて淳平!起きてってば!」

未だベッドで眠っている淳平を叩き起こした。

「朝から何の騒ぎだよぉ……」

寝ぼけ眼で起き上がる淳平に新聞を押し付ける
ように差し出した。

「私が……自殺したことになってる……」
「へ?何だよそれ」

淳平が新聞に目を通す。

表情が見る見る変化していき険しくなる。

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