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愛したカノジョは指名手配

第24章 初めて私が死亡とされた日

淳平はベッドから起き上がると着替えを始めた。

「東京に行こう。事の真相を調べに」
「でも私……」

事件以来私は一度も東京に足を踏み入れていない。

これだけ別人に成りすましても万が一を考えると
足が遠退いた。

「大丈夫。俺がついてるよ」

淳平に促され着替えを始めメイクはより
濃いものにした。

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