テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第33章 桜庭淳平⑧

「さっき都内のラブホって言ったでしょ」
「えぇッ!そういうことだったんですか?」

確かにラブホなら人目を避けられる。

それにしても今日子さん恐るべし。

「ただのドスケベババァだと思ってたでしょ。
そうだった!こうしちゃいられない」

今日子は大きな手荷物を抱えながら
車内の通路を潜り抜けどこかに行ってしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ