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愛したカノジョは指名手配

第39章 佐伯翔太⑨

彩を淳平の元へ行かせた。

期待半分後悔半分といったところか。

彩が傍に居れば淳平は下手な動きが出来ない。

『うつ状態の淳平さんは何をするか分からない。
自らの命を絶ってしまうかもしれない。
淳平さんが落ち着くまでの間はずっと傍に居て
やってほしいんだ。それが出来るのは彩しか
いないんだよ』

大袈裟だと思ったが彩は俺の言葉を信用し
淳平のことを心配していた。

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