テキストサイズ

愛したカノジョは指名手配

第40章 初めての裏切り

ドアが開いている部屋を覗くと淳平は
トランクス一枚の姿で鼻歌まじりにベッドの
シーツを交換している最中だった。

淳平は明るくしようと努めているのかもしれない。

本当は凄く辛いのに。

だったら私も淳平に合わせて明るい恋人同士を
演じよう。

「淳平ッ!ただいまッ!帰ってきたよッ!」

振り向いた淳平は怪訝そうな表情を浮かべていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ