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愛したカノジョは指名手配

第6章 初めての失恋

そうだね……

私なんかにカレシが出来るわけがない。

今朝まで私は何を浮かれていたのだろう。

「彩」と呼ばれただけで……

キスされただけで……

馬鹿みたい。

私は同情されていただけなんだ。

冷静に考えれば分かること。

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