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愛したカノジョは指名手配

第7章 初めての殺人

出勤時間が過ぎた。

初めての遅刻。

でも私の足は今朝のように二人を追っていた。

珠理奈が女子トイレに入った。

私も後を追うように女子トイレに入った。

すると珠理奈が腕を腰に当て立っていた。

「私に何か用?」
「あ……ち……違います……」

咄嗟のことに私は狼狽えた。

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