使命
第3章 誕生日
もう慣れた朝
いつものように仏壇の前で手を合わせてるらいるを確認してからリビングに向かったの
とりあえず俺らはいつも通りを装ったよ
いつものように「おはよう」と言って
いつものようにご飯を食べて
…
でもここからは違うよ
「らいる、出かけようか」
俺が言うとね、らいるは驚いたような顔しながらも頷いた
車が動くなり彼は寝てしまってね
まぁどこに行くかばれる心配は全くなかったんだけどw
まず最初の目的地に到着した
ニノがらいるの目を塞いでね俺が抱っこしてその前まで連れて行ったの
下ろしてニノが手を外すとね、どんな顔してたと思う?
すんげぇぽかーんってしてたのw
「…ゆうえんち、はじめて…」「いこっか!」相葉ちゃんがらいるの手を握って走り出したから、彼の元気さに少し呆れながらも俺らも後を追ったんだ
いいのか悪いのか俺らを知っている人なんていなくて思う存分に遊園地を楽しめた
アトラクションにはほとんど乗れて少し疲れが出てきた頃、ある場所にたどり着いたの
どこだと思う?w
らいるはねそこに着くと眠そうな顔が一気に明るくなったんだよ
正解は…ゲームセンター
普段からゲームやっているのは知ってたけど
まさかここまで喜んでくれるとは思わなかったよ
もちろんらいるの相手は毎回ニノ
ニノ以外の4人は本当に不器用で…w
らいるはニノの手を握ってこれ、これって
次々に制覇して行ったの
俺らの役割は両替だったなぁw
もう何円つかったのかわかんねぇ。