ホントに天使!?【完結】
第1章 天界ってあるの?
「・・…と、言う訳で、この2つは見た目が非常に良く似ているため、迂闊に近寄ると危険である事は理解できましたね。特に――ミジェリフィア!」
教科書を片手に、大天子ミケエリーが、鋭い視線を向け私を指差す
「はっ・はいっ!」
「あなたの好奇心が、これまで何度と問題を起こしたか…忘れてはいませんね?」
「…はい」
「いくら珍しく貴重な体験だとしても、安全な確証を得られないまま事を進めようとするのは無謀。何事も、行動に伴う知識を得る事が必要なのです。そもそも、あなたは―――」
クドクドと長いお説教を聞きながら、痛いところを突かれて、首を縮め小さくなる私。そんなお馴染みの光景に、周りの子達も、クスクスと笑っている
私の名前は、
カドリーニ・ミジェリフィア・クラッチェル
天子の見習いです!
あ、人間界でいうところの『天使』ってやつです
教科書を片手に、大天子ミケエリーが、鋭い視線を向け私を指差す
「はっ・はいっ!」
「あなたの好奇心が、これまで何度と問題を起こしたか…忘れてはいませんね?」
「…はい」
「いくら珍しく貴重な体験だとしても、安全な確証を得られないまま事を進めようとするのは無謀。何事も、行動に伴う知識を得る事が必要なのです。そもそも、あなたは―――」
クドクドと長いお説教を聞きながら、痛いところを突かれて、首を縮め小さくなる私。そんなお馴染みの光景に、周りの子達も、クスクスと笑っている
私の名前は、
カドリーニ・ミジェリフィア・クラッチェル
天子の見習いです!
あ、人間界でいうところの『天使』ってやつです