無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

・・・・って、いやいやいやいや


ケダモノじゃねぇんだから

寝てる女を無理矢理‥とか、ないだろ



自分の妄想に、思わず突っ込みをいれながら、少女から離れる


それに‥いくら美人でも、こんな得体の知れない女…ちょっと、アブナイ奴かもしれないし



「・・・それにしても、いつまで寝てる気だよ・・」


再び溜め息をつき、用足しに席を立つ



――このまま目ぇ覚まさなかったら、どうすっかな…

いよいよ救急車か？


に、しても説明すんのめんどくせーな

一度、家に連れ帰っちゃってるしなぁ



トイレを出たユーキは、冷蔵庫から冷えた梅酒ソーダ缶を取り出す


「――こうなったら、やっぱり一発ヤっとくべき？

なんてな(笑)」


ハハッと空笑いし、視線をベッドへ戻すと―――身体を起こしていた少女と、目があった