意味が分かれば怖い話! *。
第7章 視線
自分の部屋にいると、ずっとどこからか視線を感じるような気がする。
部屋で机に向かっていると必ず誰かから見られるような気がする。
あまりにひどいので、外から誰か覗いているのかと思い、カーテンを開けて窓の前に立ち、外を見てみた。
一瞬自分の背後に人影が映り、びっくりした。
けれどよく見たら、窓と向かい合わせになった背後の鏡に、自分がうつっていて、それが窓に映っていただけだった。
こっちを向いて立っている鏡の自分をみながら、そうか、いつもの視線の主はこれだな、と思い、また机に向かった。
部屋で机に向かっていると必ず誰かから見られるような気がする。
あまりにひどいので、外から誰か覗いているのかと思い、カーテンを開けて窓の前に立ち、外を見てみた。
一瞬自分の背後に人影が映り、びっくりした。
けれどよく見たら、窓と向かい合わせになった背後の鏡に、自分がうつっていて、それが窓に映っていただけだった。
こっちを向いて立っている鏡の自分をみながら、そうか、いつもの視線の主はこれだな、と思い、また机に向かった。