意味が分かれば怖い話! *。
第16章 血まみれの女
この前友達4人で夜道をドライブしてた時のこと。
道路の脇で見てしまった。
血まみれで四つん這いになって恨めしそうな顔をしている女の幽霊を。
思わず声をあげそうになったがすんでの所でこらえた。
幸い他の3人は気付いてないようだ。
実は俺は小さい頃には霊感があって、たまにそういうのも見てたんだが、中学上がってからは全く見なくなっていた為、久しぶりの恐怖だった。
車の中では黙っていたがその後入ったファミレスで頭の整理がついた。
「オレ実はさっきの道路でさ・・・」
俺は今の恐怖体験をみんなに話した。
正直見間違いかもしれないし、一人で抱え込むよりはバカにされてでも笑い話になった方が気が楽だ。
「それ、俺も見たぞ」
「えっお前も!?」
意外な反応だった。
実は4人ともオバケを見ていながら誰も口に出さなかったのだ。
「なんだよ、お前ら見たならさっさとと言えよーw」
「だったらお前が先に言えよww」
見間違いでないことは確定したのだが妙な共有感で安心できた。
死人に何ができる。
幽霊がナンボのもんじゃい!
今日も安眠できそうだ 。
次の日バイト先で昨日のことを卑屈でビビリな理系の先輩に話してみた。
「それって逆にさー・・・」
まさかのカウンターパンチ。
しばらくは安眠できそうにない。
道路の脇で見てしまった。
血まみれで四つん這いになって恨めしそうな顔をしている女の幽霊を。
思わず声をあげそうになったがすんでの所でこらえた。
幸い他の3人は気付いてないようだ。
実は俺は小さい頃には霊感があって、たまにそういうのも見てたんだが、中学上がってからは全く見なくなっていた為、久しぶりの恐怖だった。
車の中では黙っていたがその後入ったファミレスで頭の整理がついた。
「オレ実はさっきの道路でさ・・・」
俺は今の恐怖体験をみんなに話した。
正直見間違いかもしれないし、一人で抱え込むよりはバカにされてでも笑い話になった方が気が楽だ。
「それ、俺も見たぞ」
「えっお前も!?」
意外な反応だった。
実は4人ともオバケを見ていながら誰も口に出さなかったのだ。
「なんだよ、お前ら見たならさっさとと言えよーw」
「だったらお前が先に言えよww」
見間違いでないことは確定したのだが妙な共有感で安心できた。
死人に何ができる。
幽霊がナンボのもんじゃい!
今日も安眠できそうだ 。
次の日バイト先で昨日のことを卑屈でビビリな理系の先輩に話してみた。
「それって逆にさー・・・」
まさかのカウンターパンチ。
しばらくは安眠できそうにない。