無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

横を向いて寝ている私の背中から
衣擦れの音がする。



隆太が服を着ているんだ。




胸が痛い。









いつ私は起き上がろう。




どのタイミングが良いんだろう。





わからない、わからない。







だけど、彼は服を着ているのに
裸でベッドに横になっている自分が



情けなくて、恥ずかしくて。





捨て猫みたいだ。