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私の心の1番綺麗なところに

第14章 サヨナラの秋





隆太。




いまでも、あなたと待ち合わせした
◽︎◽︎の電車の改札を通るたび
あなたを思い出すよ。





改札を出て、
エスカレーターを上がったら
お店がたくさんあって。



周りの景色が似ているから
いまでも目的地と真逆の方に歩いて
途中で気づくときもある。



















隆太。






あなたは、そんな私のことを、
馬鹿だな、と言って笑いますか?





それでもいい。






それでも、いいから…










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