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私の心の1番綺麗なところに

第18章 汚されたもの



「行ってらっしゃい」

「行ってきます」



前日から優貴の部屋に泊まり
翌お昼過ぎに、私はひとりで出かけた。




警察なんて当たり前だけど
行くの初めて。




それも、「被害者」としてー…















隆太。




これから、私は、私の彼氏と
あなたの人生を壊すかもしれない。








でも、私には復讐心とか
あなたを憎んでいるとか
そういう感情は無いから。















ただ、私と優貴が
これからも続いていくために…



ケジメをつけなければならない。


私の心にも。

















あなたの就職先が無くなればいい、
なんて思っていない。


けれど、私たちが動き出すことに
よって、あり得るかもしれない。



どうかそうなる前に、
何らかの形でおさまってほしい。










けれど、優貴…が
納得するかは、別…







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