私の心の1番綺麗なところに
第19章 悲しみのなか
あれから…
表向きは、幸せ…?
そうに見えたかもしれない。
でも笑顔の裏には
ずっと、ずっと、
虚無感が離れなかった。
優貴とはときにケンカをした。
安定に、優貴が色々言ってきて
私は大人しくいる。
メールだと長文で
普段使わない敬語で私を罵る。
「もう無理です。」
「あのときあなたはそう言いましたよね?」
「私も限界です。」
そういうメールがくるたび
半泣きで謝る私。
「ごめんなさい。」
「もう一度だけチャンスをください。」
「別れたくありません。」
そんな繰り返しの数日後に仲直り。
それでホッとするの。
だって、、
ひどくなってるの。
鍵や窓やガスのチェックが。