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私の心の1番綺麗なところに

第21章 不安の音



「盗んでないにきまってるじゃん。
でもそういうふうに考えちゃうのって
話なんだけど。」

「じゃあ、作業を割り振ってる人に
頼んで、その作業できないって
言えばいい。
部屋のカギとかガスはさ、
俺もできる限り、一緒にいて
確認するようにするから。」








何も嬉しくない。




何も頼もしいと思わない。







こんなに苦しいのに。


こんなに悩んでいるのに…











それだけで終わるの…?


















その後も、話は発展せず、



私のお悩み相談は
あっけなく終了した。






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