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私の心の1番綺麗なところに

第22章 まよい




心の中で



来ないはずの隆太に語りかける。









隆太、たすけて…




いま私、自分で自分がわからない。


何を選んだら幸せになれるのか、

どうすれば楽になるのか、





隆太に会えたら



きっと、こんな悩み
吹き飛んでしまうのに…







いまの、こんな私を見たら


あなたはどう思うのかな。




馬鹿だなって思うのかな。


それとも「辛かったね」なんて
言ってくれるのかな…





















どっちでもいい。



どんな反応だっていい。





会いたい。

顔が見たい。

声が聴きたい。



叶うなら、抱きついて、
あなたの体温を感じて
眠りたい。
























人の出入りが絶えないこのホームに




あなたの姿を無意識に探した。




















忘れられない。




どんなことがあっても



私は あなたを 忘れられないー…



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