私の心の1番綺麗なところに
第5章 愛おしい時間
雑貨屋さんを出てまた歩くと、
今度はいろんなキャラクターグッズを扱う
雑貨屋さんに着いた。
大人でも観て楽しめるアニメが放送されてて
隆太はそれを観て笑った。
でもその作画があまり気に入らなかった私は
何が面白いかわからなくて。
それを感じ取ったのか、隆太が
「こういうの好きじゃない?」
って聞いた。
「あまりよく知らなくて…」
「そうなんだ。じゃああっちは?」
彼が向かったのは少し離れたところで
放送している別のアニメ。
これは私も知ってるキャラクターだったけど
まともに観るのは初めて。
それが思ったより面白くて。
少ない時間にもネタがたくさんあって。
思わず笑ってしまったら、
「笑ってたほうが可愛いよ。」
って隆太に言われた。
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