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おそ松さん 《二次創作》

第3章 ホテルにて。

ふ、フッ…さすが俺のブラザーだぜ」


「…今カラ松が触ってる猫は結構人懐っこいけど、隣にいる黒猫は人見知りださらまだ触らないほうがいい。だんだん自分から寄ってきてくれるから」


「そ、そうなのか…!」


「……で、あんたは何泣いてんの?」


さっきから俺に顔を見せないようにして猫を撫でているが、少し鼻声だったのとここへ来た時一瞬だけ赤くなっている目が見えていた。


「あ、いや……何でも「なくはないでしょ」


「………」


「………」


はぁ……


「俺はあんたのこと…」


「っ!!」


俺が喋るとびくっと体を震わていた。


「…………す、」


…………………んん!言えない!言えるわけな〜い!!


何で実の兄に対して好きとか言おうとしてんの!?絶対引かれるに決まってんのに!


「え、えと……」


「…?」

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