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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

エレベーターがあるのに8階まで階段でひたすら上った。


はぁ・・・はぁ・・・


鍵を開けると先生が帰っていた。


「おかえり、どうした?息切らせて。」


「ち、近くのコンビニ行ってお昼買おうとしたら・・・あー・・ううん。変な人に声かけれたの。」


あーちゃんに会ったなんて言ったら目の色変えるから言えない。


「何、ナンパ?」


「そ、そう!しつこくて・・・。あ!」


「今度は何?」


「お昼・・・買い損ねた・・・。」


しょんぼりする私の頭を先生は撫でてくれた。

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