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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

カツカツと私のヒールだけが鳴り響いた。


「・・・あんな所になんでいんだよ。」


あの友達、ここの近くの高校の制服だった。


あーちゃんこっちの方まで友達いるんだ。


「ご、ごめんなさい。」


「・・・なんで謝るの?」


先生は手を繋いでくれているけど明らかに怒ってる。


「私、いつもあーちゃんの事で迷惑かけてるから・・・。」


「・・・迷惑って何だよ。」


先生は立ち止まった。

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