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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

「ちこ・・・大丈夫?」


休み時間、蘭が心配そうに私の所へやってきた。


「うん・・・。」


「顔色悪いじゃん。保健室行く?」


大丈夫と思ってたけど駄目・・・。
ホントはここで倒れちゃって先生を困らせたかった。


「あ、明君!ちこ、保健室に連れてくから授業遅れるかも。」


蘭は手を繋いでくれて保健室まで付き添ってくれた。

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