
ぜんぶ二人ではじめて
第11章 心のキズ
「え?何?」
ヤスくんが起きてしまった!
どうしよ……
「ヤスくん……おはよ。」
後ろから抱き締めたまま、挨拶をして、
言い訳を考える。
「おはよ。えーっと?その……」
パニクってる、ヤスくん。
鼓動が速くなる。
「昨日……の……お礼!」
それが私が思い付いた言い訳だった。
そう言って、そっと離れようとしたとき、
ガバッ!
ヤスくんが私の方を向いて、
私の耳元に手をついて、
私の上にヤスくんが!
「……あ……」
密着よりドキドキする!
なんで?
どんどん顔が真っ赤になってくのがわかる。
かっこいい!
直視できない。
「ドキドキさせられた、お返し!」
そう言ってヤスくんが離れた。
はぁ!
ビックリした!
あぁ!
ビックリした!
……
ドキドキしたんだね、ヤスくん。
私もいっぱいドキドキしたよ。
離れてからヤスくんはすぐにトイレに行って、戻ってきた。
私はボーッとそのまま、ヤスくんの布団に仰向けになっていた。
私、キスしても良いって思っちゃった!
ヤスくんとキスしたいな。
なんて……
付き合ってないもん。
ムリなのに。
ヤスくんが起きてしまった!
どうしよ……
「ヤスくん……おはよ。」
後ろから抱き締めたまま、挨拶をして、
言い訳を考える。
「おはよ。えーっと?その……」
パニクってる、ヤスくん。
鼓動が速くなる。
「昨日……の……お礼!」
それが私が思い付いた言い訳だった。
そう言って、そっと離れようとしたとき、
ガバッ!
ヤスくんが私の方を向いて、
私の耳元に手をついて、
私の上にヤスくんが!
「……あ……」
密着よりドキドキする!
なんで?
どんどん顔が真っ赤になってくのがわかる。
かっこいい!
直視できない。
「ドキドキさせられた、お返し!」
そう言ってヤスくんが離れた。
はぁ!
ビックリした!
あぁ!
ビックリした!
……
ドキドキしたんだね、ヤスくん。
私もいっぱいドキドキしたよ。
離れてからヤスくんはすぐにトイレに行って、戻ってきた。
私はボーッとそのまま、ヤスくんの布団に仰向けになっていた。
私、キスしても良いって思っちゃった!
ヤスくんとキスしたいな。
なんて……
付き合ってないもん。
ムリなのに。
