
ぜんぶ二人ではじめて
第6章 シュガーな守護
「泰宏くんに見られたのは嫌だけど……でも、助けてくれて本当にありがとう。」
泰宏くんの胸の中でそう言った。
そっと離れて、見つめ合う……
ドキドキする!俯いて目を反らす。
「やっぱ、あいつらには気をつけて……」
「うん。あ。でも、泰宏くんが気をつけてって言ってた五人全員から告白されたからもう……きっと大丈夫かな。」
「マジで?全員?」
「うん。輝くんと晃くん意外の三人は、私の幸せを第一に考えてくれてて、私が大変なとき、笑えなくなったとき、いつでも頼って良いよって……そんなふうに言ってくれたの。」
「そうだったんだ……。心広いな。」
「うん。」
そしてもう一度、首を触って、顎を持ち上げた。
「?」
ドキドキが続く……
ふわっと顔を近づけて、首にチュッ!
「えっ!?」
「予約。」
泰宏くんの顔が真っ赤だった。
「予約って?何?」
「そのうち言う……。」
昼休みが終わる、チャイムが鳴った。
キーンコーンカーンコーン……
「うそ!?昼休み終わり?」
一気に現実に戻された。
「だね。教室戻ろう?」
「うん。」
そう言われて立ち上がろうとしたのだが、足に力が入らない……
泰宏くんの胸の中でそう言った。
そっと離れて、見つめ合う……
ドキドキする!俯いて目を反らす。
「やっぱ、あいつらには気をつけて……」
「うん。あ。でも、泰宏くんが気をつけてって言ってた五人全員から告白されたからもう……きっと大丈夫かな。」
「マジで?全員?」
「うん。輝くんと晃くん意外の三人は、私の幸せを第一に考えてくれてて、私が大変なとき、笑えなくなったとき、いつでも頼って良いよって……そんなふうに言ってくれたの。」
「そうだったんだ……。心広いな。」
「うん。」
そしてもう一度、首を触って、顎を持ち上げた。
「?」
ドキドキが続く……
ふわっと顔を近づけて、首にチュッ!
「えっ!?」
「予約。」
泰宏くんの顔が真っ赤だった。
「予約って?何?」
「そのうち言う……。」
昼休みが終わる、チャイムが鳴った。
キーンコーンカーンコーン……
「うそ!?昼休み終わり?」
一気に現実に戻された。
「だね。教室戻ろう?」
「うん。」
そう言われて立ち上がろうとしたのだが、足に力が入らない……
