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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第6章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚








そして、水びたしで全体的に重たくなったショーツを剥がされれば、アタシに面していたクロッチの部分にベッタリと膜のように張り付いた粘液がヌラヌラといやらしく光って糸を引く。


「なぁ…お前が気持ちいいのが好きなのは知ってるけど…こんなの見せられたら、もっと誰にも触らせたくなくなんだけど…」

「ヒ、ャ……ッ─‼」


それを面白そうに見せつけられて、自分で押さえろよ…と彼の命令にまたグッと脚を開かされたまま持ち上げられる。

すると、さっきと同じ格好をさせられたアタシのそこに、再び顔埋めた彼が熱い息を吹き掛けた。

それだけで、ヌチャ…っとこれまでにない粘着質な音が耳を掠める。

なのに…

それ以上のアタシが渇望する刺激はなかなか与えて貰えなかった。


「これ…葵のだろ」

「ヒ…んっ…!」


脚を持ち上げられたまま、太股の内側をザラリと蠢く熱い舌が這う。

下から聞こえる声に瞑っていた瞳を開けば、その場所には彼の言葉に当てはまる心当たり…


「ぁっ!ンン…」


そこに刻み残された他の誰かの紅い目ジルシを、渚くんは限りなく己のモノで上書きして塗り潰していく。

濡れた肌をキツく吸われ、チクリと刺す甘い痛みに、開かれ晒された潤みの源泉はヒクヒクと震え、苦しげな呼吸を繰り返していて…


「ハ…ァ…っ、ハ…ァァ……」


恥ずかしくて、苦しくて、

その熱い口づけを早くそこにも施して欲しい…

その切なさに今にも泣きだしそうなアタシの代わりに、まさに正直なそこは悲願の涙を絶え間なく流し続けていた。




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