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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第6章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚




「アァ……ぁッ…、ぁ───」


すぐそこに迫る絶頂に、三本の指を根元までくわえ込んだアタシの下の口が目一杯狭く窄まって、

チャプチャプとさらに水気を増してならない蜜音がどんどん大きくなる。


「ハ…ぁ、も……イキ、そ……ぉ…」


涙でイビツに歪んだ渚くんの顔なんてもう見えない。

そしてアタシはまた、


「ぁ、ッ…ク、い…っちゃッッ………ぁぁあ!!」


泣き叫びながらバシャバシャと乱れてくしゃくしゃになったシーツに水溜まりを作ってしまうんだ。


「…ハァ…締めすぎ。指攣りそうだったんだけど…」

「はぁ…っ、ハ…ァ…」

「なにイッたばっかなくせに物足んなそうな顔してんの…」


手から滴るツユを舐めとった渚くんが、濡れた指をアタシの半開きのままの口のなかに沈める。

そのままグチュグチュと口腔を犯されれば、それに呼応するかのように反応するのは、上と同じく涎を垂らす下の口だ。


「…ハ、ァ…もぅ…入れ…て……」

「…指?」

「…ぁ、ァア…ち…が…」


─グチャ…クチュ……


だけど今日に限って、素直に強請ればこんな風にはぐらかされて、唇から離され銀色の糸を引いた指をそのままいや応なしにまた与えられる。

一度ナカでイカされてタガを外されてしまえば、アタシのイイ子じゃないカラダは余裕で自制をなくして言うことをきかなくなってしまうのを彼はわかっているはずなのに……

否、わかっているからこそ…に違いないんだ。




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