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school life

第4章 school life~辛い嘘~

 ある日……俺は、嫌な予感がした。俺の予感は、よくあたっちまう。俺は、十夜と共に保健室に向かう。保健室のベッドの上で手首から血を流す京子を見た。十夜の顔色は、変わり京子の腕を掴んでいる。京子は叫んだ。わけがわからないが俺は、とりあえず京子の治療をする。その後、十夜は先生を呼んでくると保健室を後にした。


「何があったんだ?」


 と聞いたら京子が


「死にたい」


 なんて言うから悲しくなった。


「生きててほしい」


 俺は、言った。


「歩……」


 京子が何かを言おうとした途端、タイミング悪く十夜と保健の先生が帰ってきた。

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