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僕らはずっと…

第2章 学校

「そんなこと出来ないよ。」


春が声を震わして答える。目には涙を浮かべて。



「だって、しゅうは、大事な家族だもん。」








…。





その言葉に俺の中の何かが切れた。



家族。





そうだよな。俺達は家族だよな。





お前は一生俺の物にはならないんだよな。



だったらいっそ。ムリやでもいい。





俺の物にしたい。





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