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今日も明日も

第15章 にちじょう 2nd

❤❤おまけ❤❤


「あのエプロン、どうしたの?」

俺は、あの衝撃のエプロンの入手先が気になって

相葉さんに聞いてみた。

「もー…忘れて。あれは棄てるから」

「何で?いいじゃん、棄てなくて」

「え?」

何故聞き返す。

俺、変な事は言ってないぞ?

「じゃあ、にのが着てくれる?」

「はぁ?」

「それなら、棄てなくて良いでしょ」

ちょっと待て。

意味が分からない。

何で

棄てない=俺が着る、になるんだよ

「着てくれたら、教えてあげる」

「…なら聞かなくていい」

「じゃあさ、じゃんけんして負けたら着てよ」


話が飛びすぎだ!

「何でそうなるんだよ!」

「負けるの怖いんでしょ」

ここで挑発的な相葉さんに

乗ってしまった俺がバカだった。


なぜなら

俺は、じゃんけんだけは相葉さんに勝てた試しがなかったから。





「やっぱりにのの方が似合う!」

案の定

俺はそのエプロンを着るはめになっていた。

入手先なんて

今の時代、顔を知られずに買える

ネットショップって言う便利な物があるのは分かってたのに。


「ヤバイ、ムラムラしてきた」

何だか顔を赤くした相葉さんの様子がおかしくなった。





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