
今日も明日も
第22章 のんりある 旅行編
いきなり唇を塞がれて、質問を遮られる
荒々しく咥内を弄んでから唐突に離れると
「飲んだよ?景気付けに」
ニヤリとして、また唇を塞ぐ
やっぱりビンゴだ
けど、「ヤバイ」の意味が分かってなかった
ぶっ倒れるとか、そっちだとばっかり思ってた
まさかの
「どSモード」になるなんて…
俺の方が、ヤバイ…んじゃないの?
けど、しっかり抑え込まれてるから逃げられない
「ね…相葉さん、お布団行こ?」
刺激しないように、おそるおそる妥協案を出してみる
「ダメ」
あっさり即答とか
「俺もね、もう限界だから」
「んあっ!」
何の前触れもなく、いきなり後ろに指を突っ込まれてしまい
ビクリ、と体が跳ねた
お湯のせいか、慣らしもしないのに一気に入ってしまって
そのキツさに顔が歪む
「くぅ…っ」
「…結構楽に入ったけど?」
「そんな事、」
ない、と言おうとしたけど
グリッと指を抉るように動かされて
「ああっ」
強い刺激に背中が仰け反った
