今日も明日も
第27章 理由はいらない 2nd
こんなに気持ちがいいキスなんて、今まであったかな
柔らかい唇も、熱い咥内も
俺に積極的に絡まる舌も
全てがたまらなく愛おしい
俺、こんなに二宮さんにハマってたんだ
…もう、この状況が何だとか
何故二宮さんがここにいるのかとか
そんなのはどうでもいい
二宮さんが欲しい
ただ、愛したい
メチャクチャにしてしまいたい
二宮さんの体に、余すとこなく唇を這わす
白い肌に吸い付いて、赤い華を散らしていけば
「はぁ…っ」
その度に二宮さんの吐息が漏れる
手で撫で回せば、時折震えるのは
…体が敏感な証拠
再び、乳首に指先を添える
軽く引っ掻いた途端
「んっ、…あ!」
二宮さんの体が、大きく跳ねた
男でも、こんなに感じる人がいるんだ…俺はただ擽ったいだけだったけど
…本当、マジ二宮さん可愛すぎ
もっとその声を聞きたくて
片方は舌で、もう片方は指でそれぞれ違う刺激を与えていった