今日も明日も
第34章 100%のきもち 2nd
寝室に連れて行かれた俺は
一度引き抜かれてベッドに寝かされた
だけどすぐに相葉さんが挿入ってきて、一気にスパートを掛けられる
「ああっ…あ、あ、んんっ!」
「かずなり…っ」
相葉さんが俺の名前を呼んでくれるから
愛しそうに熱く見つめてくれるから
「ごめ…っなさ…っ」
俺の目からは堰を切ったように涙が溢れだした
「…え?」
突然の謝罪に、相葉さんの動きが止まる
「何で…謝るの?」
「だって…っ俺……!」
縋るように相葉さんの肩に手を置くと
…相葉さんがふっ、と目を細めた
「記憶の事、でしょ?」
「ごめ…っ」
「知ってたよ?」
「え?」
相葉さんからの意外な言葉
俺は涙目のまま、相葉さんを凝視してしまった
「どこまでかまでは、分からないけど……」
相葉さんが頬を撫でる
「思い出してるんだよね」
目尻の涙を優しく拭った
「相葉さん…?」
「思い出したら、一緒にいちゃいけないって
…思ってたんじゃない?」