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今日も明日も

第45章 楽園



「ああ…っ!」
ようやく与えられた直の刺激に、“え?“ と思う間もなく絶頂を迎えてしまう

呆然とする俺と、ぽかんとする相葉さんの目が合って

あまりの情けなさと恥ずかしさに慌てて目を逸らした


「にの…そんなに待てなかったんだ」
相葉さんの顔がにやついている


「や…、言わな、…でよ…!」

「かーわい」
目を細めて、俺の髪を撫でて

当たり前のように、吐き出した俺の白濁を飲み込んだ相葉さんが
体を伸ばして俺にキスをしてきた



考えてみたら、エレベーターでのキス以来
唇へのキスは初めてだった

「ん…っ」

相葉さんの首に腕を絡めて、自分から舌を絡めていく

だけど仕掛けたはずがいつの間にか相葉さんに捉えられ
咥内を舐め尽くされて息が苦しくなった


くちゅくちゅと舌の絡む音が耳に響く


「んぅ…っ、は…ぁ…、んんっ」

唇が少し離れた隙に酸素を取り入れて
再び絡む舌に夢中になった







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