無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「さてと、こいつどうします？さっそく店探して入れますか？」


兄貴「いや…店に入れる前に……」


聖輝「なっ…何ですか……？」

こっ怖いよ…怖すぎるよ…！！

兄貴「その制服…さが高だよな…？」


聖輝「えっ？！」


「さが高って…あの不良しかいないっていう…」


兄貴「そうだ…さが高に入るくらいだからかなりの腕前なんだろうな…」


聖輝「いっいや…ぼっ僕は…」


兄貴「お前…俺と勝負しねぇか？」


聖輝「えっ…？」


兄貴「サシの勝負だ。お前が勝ったらそのまま逃がしてやる。ただし…負けたら…死ぬまで俺達の為に身体売って働け！」


聖輝「えっ？！死ぬまで？！」


「おぉ〜さっすが兄貴！カッコいい〜！！」


「兄貴のケンカシーン久々だぜ！！」


兄貴「まぁ、こんなところじゃ雰囲気は出にくいが…店のもんから許可は貰ってる。派手に暴れていいぞ。」


聖輝「いやっ…あの…僕は…！！」


「あん？お前…逃げるとか言わねぇよな…？」


聖輝「！？」


「もし逃げるとか言ったら…お前の身体セメントで固めて海に沈めるぞ？」


聖輝「ひっひぃ！！」


兄貴「はっはっは！逃げる訳ないだろ！あのさが高の生徒だぜ？ケンカは大好きなはずだ…」


聖輝「いやっあの…僕本当にケンカとか…」


兄貴「さぁ…殺ろうか…サシの勝負…！！」


バサッ…


聖輝「えっ？！」


兄貴と呼ばれる男はシャツを脱ぎ捨てた。


背中一面に虎の刺青があった。