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櫻井「聖子ちゃんって緑川女子校に通ってるんだよね？」


聖輝「えっ…？！」


櫻井「あれ？そうだよね？この間緑川の制服来てたから…」


聖輝「あっ…あぁ、はっはい…そうです…ね…」

そもそも女子校なんて入れないよ…

櫻井「緑川に通う女の子ってみんなお嬢様に見えるって周りが言ってるんだけど…どうなの？」


聖輝「えっ？あっあぁ…そうですね…たっ確かに綺麗な女の子はたくさんいますね…」


櫻井「へぇ…俺高校帝都だったからさ、この辺の高校あんまり知らないんだよね…」


聖輝「あっそういえば…帝都って高校だけちょっと離れてるんですよね？」


櫻井「うん、帝都高校って帝都の中で一番最初に作られた学校だからね…大地震の時に崩壊してから土地を変えて新しく作られたみたいだね。」


聖輝「えっそうなんですか？！」


櫻井「うん、昔の帝都校がまだあるとしたら…創立されて100年は経ってるよ。」


聖輝「ひゃっ100年？！」


櫻井「うん。それくらい帝都は由緒ある学校ってことだね。」


聖輝「へぇ…」

創立100年…1世紀超えてる…

櫻井「それにしても、この辺も3年の間で結構変わったなぁ…」


聖輝「そうなんですか？」


櫻井「うん、俺が中学生の頃はこんなにたくさんお店なかったからね。」


聖輝「へぇ…じゃあさっきの雑貨屋さんも新しいんですか？」


櫻井「新しいと思うよ。」


聖輝「へぇ…でも、あのお店すごかったです。もう見てて飽きないです！」


櫻井「ふふ、聖子ちゃんが好きそうなものばっかりだったもんね。」


聖輝「はい！」