Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第10章 武田信玄
信玄「ゔっ…甘い匂いがする…」
聖輝「あっそれ……」
信玄「貴様…変なものかけやがって…!!」
聖輝「すっすみません!!」
信玄「貴様…もう命はない!!」
聖輝「ひっひぃ!!」
信玄「覚悟しろ!!」
聖輝「?!」
ドカッ!!
信玄「ぐっ?!」
聖輝「えっ…?」
二宮「んふふ…♡」
信玄「なっ…何だ…?!」
二宮「お帰り、お兄ちゃん♡」
聖輝「お兄ちゃん…?」
声がした方を振り向くと、まるで赤ちゃんのような素振りを見せながら不気味な笑みをこぼす二宮さんの姿があった。