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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第10章 武田信玄



二宮「……。」


ドサッ


聖輝「二宮さん?!」


二宮「……。」


聖輝「二宮さん!!しっかりしてください!!二宮さん!!」


二宮「……んっ…」


聖輝「二宮さん!!大丈夫ですか?!」


二宮「……ってぇ…」


聖輝「二宮さん……」


二宮「ハァ…ん?何でこいつ倒れてんの?」


聖輝「えっ?二宮さんがやっつけたんですよ?」


二宮「俺が?こいつを?」


聖輝「はい……」


二宮「……覚えてないわ……」


聖輝「えっ?!」


二宮「…うわ…こいつすっげぇ甘い匂いする……」


聖輝「……。」

覚えていないって…どういうことだろう…

二宮「おい、帰るぞ。」


聖輝「あっはい…」


僕は二宮さんと一緒に開かずの部屋から出て行った。

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