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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第11章 ケルベロス



「何してるんですか?!」


聖輝「えっ…?!」


「けっケンカはダメですよ!!」


ケル「…チッ…」


ガンッ!!


ケルベロスは壁に八つ当たりして何処かに消えた。


聖輝「はっ…はぁぁ……」


「大丈夫ですか?!」


聖輝「ゔっ…ひっく…うわぁぁーん!!」


「もう…大丈夫ですからね…」


僕は助けられた。


声をかけてくれなかったら間違いなく死んでいた。


彼の胸にしがみつきながら泣きじゃくった。

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