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狛犬『お願いします！！松潤…松本潤くんの退学を取り下げてください！！』


校長『退学を撤回するつもりはない！さっさと出て行け！』


狛犬『松潤は万引きなんかしてない！！』


校長『万引きしていない証拠は？』


狛犬『そっそれは…これから探します！！』


校長『これからって…コンビニの監視カメラが松本の姿を捉えてる！これ以上の証拠がある訳ないだろ？』


狛犬『そっそれは……』


ガラガラッ！！


聖輝「松本さんはそんなことする人じゃありません！！」


狛犬「涼野くん？！」


校長「何だ？！ノックもなしに…」


聖輝「すっすいません！でも、松本さんは万引きするような人じゃないです！！」


優誠「そうだ！松潤はそんなことしねぇよ！！」


校長「お前もか…本当しつこいな！」


狛犬「松潤はやってない！！」


校長「ハァ…いいか？松本潤はここ最近遅刻早退が目立っている。それだけじゃない！最近この辺りでウチの生徒が無差別に人を殴る事件が相次いでる…あれもあいつの仕業なんだろ？こんな問題児ウチの学校にはいらない！」


聖輝「遅刻や早退は…家庭の事情があって…！！」


狛犬「そうだよ！！お父さんが入院して家計を支える為に夜中に働いてるんだよ！！」


校長「だからって万引きや傷害事件を起こした事実は変わらない！」


聖輝「どうして…どうして生徒を守らないんですか…？」


校長「守る価値がないからだ。」


優誠「はぁ…？」